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最終更新日: 2012-03-10

rdesktopのキーマップ

●はじめに

キーボードは作業効率を左右するインターフェイスで、 みなさんこだわりがあるでしょう。 わたしはなんとなくHappy Hacking Keyboardの英語配列というか、 英語101キーボードで、「A」の左が「Caps」ではなく「Ctrl」が好みです。 Ubuntuに限らず、UN*X系環境ならキーボードレイアウトを変更する方法が あるのであまり困らなかったのですが、 「リモートデスクトップ」で「Windowsに接続する」と なぜか106配列だったり、日本語が使えなかったりと少々悩みました。

まぁUbuntu環境から呼び出しているリモートデスクトップなんだし、 適当な設定ファイルをいじれば解決するかと思っていたところ、 予想どおりだったので、その結果をメモしときます。


●キーマップファイルを書き換える

ミもフタもないですが、 英語配列のキーマップファイルを 日本語配列「ja」にコピーしてちょっと変更するだけです。 
# cd /usr/share/rdesktop/keymaps
# cp -p ja ja.orig
# cp -p en-us ja
# vi ja
変更部分は以下のとおり。「map行」を元の「ja」に書いてあったものに修正です。 
# diff -c en-us ja
*** en-us	Wed May 25 04:42:05 2011
--- ja	Sat Mar 10 21:19:26 2012
***************
*** 1,6 ****
  # generated from XKB map us
  include common
! map 0x409
  exclam 0x02 shift
  at 0x03 shift
  numbersign 0x04 shift
--- 1,7 ----
  # generated from XKB map us
  include common
! map 0xe0010411
! ####map 0x409
  exclam 0x02 shift
  at 0x03 shift
  numbersign 0x04 shift


●メニューに登録

ubuntuには「ターミナルサーバークライアント（tsclient）」という rdesktopのラッパー（wrapper）がありますが、直接呼び出すことにしました。 
rdesktop -T'「タイトル」' -u「ユーザ名」 -d「ワークグループ」 -g1024x718 -a16 
-rsound:off -rclipboard:PRIMARYCLIPBOARD -K -D -k ja -5 「接続先」
「タイトル」や「ユーザ名」、「ワークグループ」、「接続先」などは お使いの環境にあわせてくださいね。
ご質問などありましたらお気軽に