初版: 2011-09-27
最終更新日:
2011-09-28
Macでは、Mac OS Xのインストールディスクで起動して、 ディスクユーティリティを使うと、 内蔵ハードディスクのデータ消去を行えるようです。 単純なゼロ消去(ハードディスクの先頭から最後まで0を上書きして消す)、 複数回上書きで消去、と、 消去方法にいくつかの選択肢がありますが、 wipe-outはゼロ消去、乱数消去、ランダムパターンおよびその補数といった バリエーションを選べますので、 ちょっと凝ってみたい方にはオススメかもしれません。 また、ディスクのコピー機能などはデータサルベージなどに 活用できるかもしれません。
ブートデバイスが内蔵ハードディスクしかなければ、 以下のような画面になります。
光学ドライブ(DVDドライブなど)に、 Mac OS Xのインストールディスクを入れると次のような画面となります。
ここで、Mac OSのディスクではなく、 「ハードディスク消去ツール『wipe-out v1.1』」のCD-Rを入れると…
Windowsと表示されるのが、なんとなく気に入りませんが、 CDからブートしてくれそうな雰囲気です。 では、このWindowsと表示されている 「ハードディスク消去ツール『wipe-out』」をクリックして、 ブートしてみましょう。
「ハードディスク消去ツール『wipe-out』」が利用しているOSである FreeBSD/i386が起動します。
…で、しばらく放置すると、
めでたく「ハードディスク消去ツール『wipe-out』」が起動しました。
起動時のシステムメッセージを表示すると、以下のようになりました。
キーボードやマウスとして「Apple Internal Keyboard / Trackpad」と 表示されているのが、Macらしくていいですね。