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lccvt -- legacy code converter for vt(4)
gnome-terminalでEUC-JPエンコーディングを使う
日本語BDFフォントを変換してFreeBSD 10.xのvt(4)コンソールで使う

初版: 2018-04-15
最終更新日: 2018-04-15



lccvt -- legacy code converter for vt(4)

UTF-8に対応したターミナルでEUC-JPやShift JISの処理系を使う



○ダウンロード


このプログラムは、UTF-8に対応したターミナルで
EUC-JPやShift JISを利用している処理系の表示を実現するプログラムです。

○はじめに

文字コードはUTF-8が標準となってきていますが、
レガシーな処理系では、EUC-JPやShift JISが使われています。
そのような処理系をUTF-8しか表示できないターミナルで利用できるように
することがこのプログラムの目的です。
ターミナルと処理系を仲介して文字コードを変換することにより、
文字の表示を実現しています。


○使いかた

このプログラムを引数なしで

    % lccvt

で起動すると、子プロセスとしてシェルが動きます。
そのシェルでEUC-JPに対応したプログラムを動かすと、
表示される文字コードをEUC-JPからUTF-8に変換します。

子プロセスが使う文字コードをオプションで指定することができ、

    % lccvt -s

オプション「-s」を使うと、Shift JISの処理系を利用できます。

引数には子プロセスを指定することが可能です。たとえば
EUC-JPを使う処理系にtelnetで接続するには

    % lccvt telnet 接続先

とします。


○バグ
・いわゆる半角カナには未対応です。
・入力の文字コード変換はまだできません。表示だけです。

○ダウンロード


○関連リンク


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