UTIP(1) utip users manual UTIP(1) 名名称称 utip - 簡易シリアル端末 形形式式 uuttiipp [ --_n_u_m_b_e_r ]] [ --ee_e_s_c_a_p_e_-_c_h_a_r_a_c_t_e_r ] [ --tt _n_u_m_b_e_r ] [ --dd ] [ --hh ] [ --rr ] [ _s_e_r_i_a_l_-_p_o_r_t ] 解解説説 uuttiipp は、シリアルポートに接続したモデムや周辺機器などに ア クセスするための非常に単純なプログラムです。 オオププシショョンン --_n_u_m_b_e_r シ リ アルポートのスピードを _n_u_m_b_e_r にしま す。デフォルトは9600bpsです。 --ee_e_s_c_a_p_e_-_c_h_a_r_a_c_t_e_r オンラインモードからコマンドモードに移行 す る ためのエスケープ文字を ctrl-_e_s_c_a_p_e_-_c_h_a_r_- _a_c_t_e_r にします。デフォルトは、 SL-Zaurus 版 では ``['' (エスケープ文字は ``エスケープ'' になります)、それ以外では ``]'' (telnet(8) と同じ) です。 --tt _n_u_m_b_e_r キ ーボード入力およびシリアルポートの入力タ イムアウトを _n_u_m_b_e_r マイクロ秒にします。 デ フォ ルトは100000 [マイクロ秒] (0.1[秒]) で す。 --dd 16進ダンプモードにします。このモードで は、 受 信した文字を16進数であらわした文字コード で表示します。 --hh 半二重モードにします。このモードでは、キ ー ボ ードから入力した文字がローカル側でエコー バックされます。通常は、キーボードから入 力 した文字はローカルでエコーバックしません。 --rr CRマップモードにします。このモードでは、 CR (キャリッジリターン) 受信時に、CRだけ で な くLFも標準出力に出力します。 オプション --dd --hh --rr には、続けて ``0'' また は ``1'' を指定することもできます。こ の 場 合、``0'' はそのモードをオフに、 ``1'' はそ のモードをオンにします。デフォルトは、 --dd_0 --hh_0 --rr_0 です。 _s_e_r_i_a_l_-_p_o_r_t シ リアルポートを指定します。デフォルトは、 FreeBSD版で は/dev/cuaa0、 SL-Zaurus 版 で は/dev/modemです。 ババググ シ リ ア ルポートにアクセスする他のプログラムのよう に、ロックファイルを使った排他制御などを行ってい な い ので、このプログラムを使う場合は、事前に他のプロ グラムが目的のシリアルポートを占有していないこと を 確認してください。 シリアルポートには、8ビット、パリティなしでアクセス しています。 7ビット、あるいはパリティありのモー ド はサポートしていません。 関関連連フファァイイルル /dev/cuaa*, /dev/ttyS* 参参照照 tip(1), mgetty(8) October 30, 2003 UTIP(1)