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ハードウェア / マスタスレーブ切り替えスイッチ

最終更新日: 2001/06/23


マスタ/スレーブ切り替えスイッチ

2001/06/09

デジカメ画像をクリックすると、大きな画像 (640×480ドット、約60kバイト) が表示されます。

Master/Slave SW
日本橋のソフトアイランドで、 ISA/PCIバス用ブラケットに取りつける マスター/スレーブ切り替えスイッチを見かけて、 「へぇ、面白いモン売ってるなぁ」 と感心したのですが、 値段を見てびっくり。 なんと約3k円もするではないですか。

「こんなん、共立シリコンで部品集めたらもっと安いやん」 と思い、さっそく作ってみたのが上の画像です。

回路図は以下のとおり。

circuit diagram

必要な部品は、ミヤマの4回路2接点スイッチMS-500P、電線、 マスタ/スレーブ切り替えジャンパにつなぐためのコネクタと そのコネクタ用のコンタクトピンです。 全部で500円以下だったような…(記憶が;^^)。 スイッチは共立電子シリコンハウスの3階で、 電線とコネクタは2階で買いました。

この回路図のMASTER#1を1台目のディスクのマスタ設定ジャンパに、 SLAVE#1を1台目のディスクのスレーブ設定ジャンパに接続します。 同じく、MASTER#2を2台目のディスクのマスタ設定ジャンパに、 SLAVE#2を2台目のディスクのスレーブ設定ジャンパに接続します。 スイッチかこの回路図の状態のときは、 1台目のディスクがマスタに、 2台目のディスクがスレーブになります。 スイッチを切り替える(回路図で下側にする)と、 マスタとスレーブが入れ替わって、 1台目のディスクがスレーブに、 2台目のディスクがマスタになります。

soldering
スイッチのはんだ付け部分。 熱収縮チューブをつけておいたほうがいいですね(^^;

This Switch and PC Card Adaptor
このスイッチを5インチベイマウンタにつけたところです。 3.5インチベイ用PCカードアダプタを5インチベイマウンタにとりつけ、 5インチベイマウンタのすきまにスイッチをつけてみました。

Wiring to HDD
ハードディスク (IBM DLTA-307030) にも忘れずに接続します。

Select Microdrive as Master
スイッチをPCカード側(右側)にたおすと PCカード(スロットにつないだATAカードが)がマスタになります。

Select Microdrive as Slave
スイッチをPCカード側の反対(左側)にたおすと PCカードがスレーブになります。

BIOS Setup Utility/Microdrive is  selected as MASTER
スイッチを右にして BIOS設定画面で確認すると、このようになります。 マイクロドライブ (DMDM-10340) がマスタ、 ハードディスク (DLTA-307030) がスレーブになっています。

BIOS Setup Utility/Microdrive is  selected as SLAVE
スイッチを左にすると、 ハードディスク (DLTA-307030) がマスタ、 マイクロドライブ (DMDM-10340) がスレーブになります。